天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"谷歌seotg(seo999888),cIa"の検索結果(26件)

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

X線解離領域 X-ray dissociation region

X線によって分子雲が解離された領域。 電離光子がガスを電離して形成される領域が電離領域であるが、天体から放射される電離光子が周囲のガスを電離すると、天体の周りに電離領域が形成される。水素を電離する13.6eVのエネルギ[…]

OBアソシエーション OB association

散開星団ほどの密集度はなく、重力的にも束縛されず、比較的拡がった若い星の群がアソシエーションである。特に大質量星(O型星、B型星)が目立つ場合、OB アソシエーションと呼ばれ、巨大分子雲や電離水素領域の近傍に分布し、大規[…]

オリオン星雲 Orion Nebula

オリオン座にある大きくて明るい星雲。三つ星の南に南北に並ぶ小三つ星(オリオンの剣に当たる)の中央に、4等星に相当する明るさで輝いており、肉眼でも認められる。M42(実際には北に隣接するM43も含まれる)またはNGC197[…]

解離 dissociation

分子を構成する原子(もしくはもとの分子よりも小さな分子)が離脱すること。 光解離領域、電離も参照。

解離定数 dissociation constant

化学平衡状態にある可逆的解離反応において、解離した化合物と解離していない化合物との比を解離定数と呼ぶ。 の式で表される反応における成分Xの濃度を[X]で表すことにすると、 解離定数 $K_d$ は と表される[…]

解離平衡 dissociation equilibrium

分子の生成率と解離率がつり合っている状態。電離平衡、解離も参照。

コロナグラフ coronagraph

日食時以外に太陽のコロナを観測するために考案された観測装置で、焦点面に明るい太陽を遮る円盤を置いてすぐ近くの暗いコロナの観測を可能にする。瞳位置には太陽の回折光や散乱光を遮る絞り(リオストップ)を設置して太陽光の減光率を[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

衝突解離 collisional dissociation

解離を参照。

小惑星 asteroids

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星と準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体を太陽系小天体と呼び、それらのうちおもに木星の軌道周辺より内側にあるものを小惑星と呼ぶ。小惑星は軌道長半径によって、小惑星帯(メインベルト)の小[…]

人工衛星 artificial satellite

惑星、主に地球を周回する軌道上に存在する人工天体。地球の月など自然の衛星との区別が明白な場合には単に「衛星」とも表記される。軌道上を回っていても、使用済みロケットの残骸や人工衛星の破片などは宇宙ゴミ(スペースデブリ)とし[…]

人工粘性 artificial viscosity

星間・銀河間などのガスの運動とその物理状態の時間変化(物理学では時間発展と呼ぶことが多い)は、粘性なし(非粘性)の流体力学の偏微分方程式でよく表される。コンピュータシミュレーションで、この方程式は、時間・空間両方に有限幅[…]

全米天文学大学連合 Association of Universities for Research in Astronomy: AURA

最先端の観測装置を用いて天文学研究を大きく前進させることを目標にして、天文学の教育研究を行うアメリカの8つの大学と研究機関によって1957年に設立された組織。略称のAURAが広く用いられている。 現在は49の大学/研究[…]

専用計算機 special-purpose computer

特定のアプリケーションに特化したハードウェアを持つ計算機のこと。これに対して、特定のアプリケーションに特化した特別なハードウェアを持たず、Fortran などの高級言語で書いたプログラムを実行できる計算機を汎用計算機とい[…]

CIAO CIAO

すばる望遠鏡の第一期共同利用観測装置のひとつ。Coronagraphic Imager with Adaptive Opticsの略語で、チャオと呼ばれる。すばる望遠鏡用の初代コロナグラフであり、8m級望遠鏡用の専用コロ[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

特殊相対性理論 special theory of relativity

あらゆる慣性系で測定しても光の速さは同じという観測事実(光速度不変の原理)に基づいて1905年にアインシュタイン(A. Einstein)によって提唱された物理理論である。お互いに等速直線運動をしている二人の慣性観測者の[…]

特別天体物理天文台 Special Astrophysical Observatory

黒海とカスピ海の間のコーカサス山脈北側斜面、チェレンチュクスカヤ村近くの標高約2000mの地点に、旧ソ連によって1966年に開設された天文台。現在はロシア科学アカデミーに属する。1975年に建設された経緯台式の口径6m望[…]

HiCIAO HiCIAO

High Contrast Instrument for the Subaru next generation Adaptive Opticsの略語で、ハイチャオと呼ばれる。すばる望遠鏡用の2代目コロナグラフであり、同じ[…]