天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"谷歌霸屏教程tg(seo999888),ISC"の検索結果(16件)

アイスキューブ実験 IceCube Experiment

南極の氷の下に設置された高エネルギー宇宙ニュートリノ望遠鏡。氷の中でニュートリノが相互作用して作り出す荷電粒子から発せられる微弱なチェレンコフ光を、透明な耐圧容器に封じ込めた光センサー(光電子増倍管)で検出することにより[…]

アモルファス氷 amorphous ice

規則的な酸素原子の配列をもたない、ガラスのような構造の氷。実験室では、水蒸気を極低温の基板に凝結させることで生成される。温度を上昇させると結晶質氷Ic, Ibへと変化する。逆に結晶質氷を低温にしてもアモルファスにはならな[…]

αケンタウリ星系 Alpha Centauri system 

南天の星座、ケンタウルス座で最も明るいα星(αCen)は3個の星からなる三重連星であり、αケンタウリ星系と呼ばれる。太陽系に一番近い恒星系(距離4.3光年)でもある。αケンタウリA、Bと呼ばれる二つの星が、周期79.9年[…]

𝛂粘性モデル alpha viscosity model

降着円盤の現象論において、角運動量輸送率をガス圧に比例すると仮定した理論モデルのこと。星の周りに存在する回転ガス円盤中のガスは角運動量を失うことにより少しずつ中心星に落下し、それに伴って失った重力エネルギーは降着円盤や中[…]

アルファ粘性モデル alpha viscosity model

降着円盤の現象論において、角運動量輸送率をガス圧に比例すると仮定した理論モデルのこと。 星の周りに存在する回転ガス円盤中のガスは角運動量を失うことにより少しずつ中心星に落下し、それに伴って失った重力エネルギーは降着円盤や[…]

薄メニスカス鏡 thin meniscus mirror

反射型天体望遠鏡の主鏡は自重変形を抑制するため、古典的には直径の1/6程度の厚さを持たせて剛性を確保し、複数のカウンターバランスや油圧パッドで受動的に支持するのが普通であった。主鏡が大きくなるとこの手法では限界があり、支[…]

エアリーパターン Airy pattern

円形開口による点像分布関数をエアリーパターンと呼び、その強度分布は、開口直径 $D$、波長 $\lambda$、角度 $\theta$ で定義される 変数 $x=\pi D\theta/\lambda$ に対して、第一[…]

原始惑星系円盤 protoplanetary disk

星間雲のなかで密度が高く、水素が解離せず水素分子として存在している領域を分子雲と呼び、分子雲中でさらに密度の濃い部分を分子雲コアと呼ぶ。分子雲コアが自己重力により収縮することで星が生成される。その際により大きな角運動量を[…]

CDMモデル CDM (cold dark matter) model

ビッグバン宇宙論に基づいて宇宙の進化を記述する宇宙モデルの中で、冷たいダークマター(Cold Dark Matter: CDM)の密度ゆらぎがもとになって現在の銀河、銀河団などの構造が形成されたとするモデル。 ダー[…]

シェル構造 shell structure

一部の楕円銀河に見られる同心円状の貝殻のような構造で、リップル構造ともいう。その表面輝度は銀河本体よりもずっと低い。楕円銀河に矮小銀河が落ち込んで潮汐力によって壊され、細長く引き伸ばされてできたと考えられている。もしそう[…]

人工粘性 artificial viscosity

星間・銀河間などのガスの運動とその物理状態の時間変化(物理学では時間発展と呼ぶことが多い)は、粘性なし(非粘性)の流体力学の偏微分方程式でよく表される。コンピュータシミュレーションで、この方程式は、時間・空間両方に有限幅[…]

トランジット法 transit method

太陽系外惑星検出方法の一つ。惑星の軌道面が観測者の視線方向とほぼ平行な場合、つまりその系をほぼ真横から見ているとき、惑星は公転のたびに中心星の前面を通過する(トランジット)。このとき惑星は恒星面の一部を隠すため、恒星の明[…]

波形弁別 pulse shape discrimination

粒子検出器の出力信号パルスの形状により放射線の種類を弁別する方法。たとえば液体シンチレーション検出器では、中性子の入射に対してはシンチレーション光の遅発成分が多くなるため、ガンマ線の入射の場合に比べ出力パルスの減衰時間が[…]

バルマー不連続 Balmer discontinuity

水素原子のバルマー系列の吸収が束縛-束縛遷移による離散的な吸収から束縛-自由遷移による連続吸収へと変化する波長(3646Å)で見られる連続スペクトルの段差のこと。バルマージャンプあるいはバルマーブレイクともいう。またこの[…]

ボース統計 Bose statistics

光子やアルファ粒子などボース粒子の集団が従う統計規則。ボース-アインシュタイン統計あるいはボーズ分布ということもある。同一種類の複数のボース粒子は区別がつかず、また何個でも同時に同じ状態に存在できる。このために温度 $T[…]

乱流粘性 turbulent viscosity

媒質中に乱流場があると、流れの中の小さな渦運動が粘性と同じように接線応力を生み出し、局所的に粘性力が生じたようにみなすことができる。このように乱流状態にある流体中に働く粘性を乱流粘性と呼ぶ。宇宙の流体はしばしば乱流状態に[…]