赤色巨星
よみ方
せきしょくきょせい
英 語
red giant star
説 明
表面温度が低く、光度が高い恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。中心部で水素が枯渇すると、恒星は中心部の周りでの水素の核融合(殻燃焼)で輝くようになる。この段階で恒星は大きく膨張し、表面は低温となり、光度は高くなる。HR図上では右上に位置し、球状星団のHR図ではきれいな系列(赤色巨星分枝)が現れる。光度階級はIIまたはIIIに相当する。質量が特に大きい星(太陽質量の約10倍以上)は赤色超巨星となる。おうし座のアルデバランは代表的な赤色巨星。
2024年11月19日更新
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