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カミオカンデ

高

よみ方

かみおかんで

英 語

Kamiokande

説 明

1980年代初めに岐阜県神岡鉱山の地下1000mの場所に建設された水チェレンコフ検出器。3000t の水タンクに948本の直径0.5m光電子増倍管を1m間隔で内面に取り付けた装置であり、荷電粒子が水中の光の速度よりも速く運動した際に発生するチェレンコフ光をとらえる。天体ニュートリノ観測装置としては、SN1987Aからの超新星爆発に伴うニュートリノ超新星ニュートリノ)や太陽ニュートリノ欠損を検出し、建設を主導した小柴昌俊東京大学名誉教授は2002年のノーベル物理学賞を受賞した。本来の目的が陽子崩壊を検出する装置(Kamioka Nucleon Decay Experiment)だったため、この名前になった。1996年からは性能を大きく向上した後継機スーパーカミオカンデに引き継がれた。ニュートリノ天文学も参照。

2026年07月29日更新

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    カミオカンデ検出器の概念図。橙色の丸がタンク内面に並ぶ光電子増倍管を示す。(http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/news/2017/02/SN1987A-en.html)
    カミオカンデによるSN1987Aからのニュートリノの検出記録。横軸は時間(単位は分)、縦軸は光を検出した光電子増倍管の数(荷電粒子のエネルギーにほぼ比例する)。7時35分過ぎの高エネルギー事象(11個)がSN1987Aから届いたニュートリノによるもの。
    出典:縣秀彦著、岡村定矩監修『ビジュアル天文学史』(緑書房)
    原図は Hirata et al. 1988, Phys. Rev. D., 38, 448.