天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

南アフリカ大型望遠鏡

 

よみ方

みなみあふりかおおがたぼうえんきょう

英 語

South African Large Telescope(SALT)

説 明

南アフリカのサザーランドに2005年に建設された有効口径9.2 mの南天で最大の望遠鏡。マクドナルド天文台のホビー-エバリー望遠鏡を手本にした分割鏡望遠鏡で分光観測に用いられる。主鏡は91枚の球面鏡セグメントからなり仰角37度に固定されている。球面鏡の曲率中心位置にあたる高い塔の先にあるセンサーで球面鏡の調整を行う。天体が南中する前後にしか観測できないが、アレシボ天文台の電波望遠鏡のように、天体観測時には球面収差を補正する光学系を備えた主焦点トラッカーが天体像を追尾する。望遠鏡の機能に制限があるが、建設コストが安い。
ホームページ:http://www.salt.ac.za/

2018年03月10日更新

関連画像

左側の高い塔の先端には球面主鏡の調整測定装置が備えられている。
http://www.salt.ac.za/