天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

原始惑星

高

よみ方

げんしわくせい

英 語

protoplanet

説 明

微惑星が衝突合体を繰り返して惑星が形成される惑星集積過程の初期の段階において、暴走的成長の結果、他から抜きんでて大きくなった微惑星のことを原始惑星と呼び、それらがさらに寡占的成長、そして原始惑星同士の大規模衝突段階を経て、地球型惑星、あるいは木星型惑星のコアが形成されたと考えられている。このように、惑星集積初期に周りの微惑星から抜きんでて大きくなった天体から、惑星集積後期のまだ惑星になりきっていない天体までを原始惑星と呼び、その質量範囲に関して明確な定義はない。

2018年10月02日更新

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* 太陽系形成の標準シナリオ
渡邊誠一郎「太陽系形成論の概観」、シリーズ現代の天文学第9巻、渡部・井田・佐々木編『太陽系と惑星』 6.1節 図6.1 (日本評論社)