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LOFAR

 

よみ方

ろーふぁー

英 語

LOFAR

説 明

ASTRONが運用している電波望遠鏡。低周波電波干渉計を意味するLow Frequency Arrayの略で、10~80 MHzを観測するLBAと呼ばれるアンテナと120~240 MHzを観測するHBAと呼ばれるアンテナとがある。どちらのアンテナも廉価なものを非常に多数並べて電波干渉計とすることで、この周波数帯での従来の電波望遠鏡に対して角分解能と感度を大幅に向上した。こうしたアンテナを密集して配置したものを1つの局とし、これを離散的に配置した構成になっている。大部分の局はオランダ国内にあり、配置の中心はアムステルダムから東北東に100 kmほど離れたドレンテ州エクローにある。現在は、これに加えてドイツ、英国、フランス、スウェーデンにも新たな局が配置され、最大基線長1000 kmの望遠鏡となっており、さらに拡張する計画もある。天文学的な主要研究テーマとしては、宇宙の再電離期の観測、遠方銀河の探索、突発現象の検出、超高エネルギー宇宙線の観測、太陽物理学と宇宙天気、宇宙磁場の研究などが挙げられている。
ホームページ:http://www.lofar.org/

2018年10月07日更新

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