天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

人工衛星

 

よみ方

じんこうえいせい

英 語

artificial satellite

説 明

惑星、主に地球を周回する軌道上に存在する人工天体。地球のなど自然の衛星との区別が明白な場合には単に「衛星」とも表記される。軌道上を回っていても、使用済みロケットの残骸や人工衛星の破片などは宇宙ゴミ(スペースデブリ)として区別される。惑星以外の軌道を周回する人工天体は一般に宇宙探査機と呼ばれて区別される。
人工衛星の軌道は高度(平均海面からの距離)、軌道傾斜角、軌道離心率などの軌道要素により特徴づけられる。地球周回軌道の場合、高度で分類すると低軌道(2000 km以下)、中軌道(2000 kmから35,800 km(地球同期軌道)まで)、高軌道(地球同期軌道より外)に分類され、軌道離心率で分類すると円軌道(離心率が0に近い)、楕円軌道(離心率が0より大きく1未満)などに分類される。軌道傾斜角が90度近いものは極軌道と呼ばれる。大きいものはロケットにより打ち上げられて目的に応じた軌道に投入される。宇宙望遠鏡惑星探査機も参照。

2018年12月18日更新

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