速度場
よみ方
そくどば
英 語
velocity field
説 明
一般に連続体内部で個々の部分が異なった運動をするとき、その速度の分布を場所の関数として表現したもの。たとえば、銀河内部では恒星や星間ガスがさまざまな運動をしている場合、これを場所の関数として表現すれば、銀河内部運動の速度場を示したことになる。速度は3次元ベクトルなので、本来はその分布が対象となるはずだが、実際には観測上あるいは計算上の都合から、銀河面上や天球上などの2次元成分のみ、あるいは視線速度のみの分布を示したものも速度場と呼ぶ。
2018年09月16日更新
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