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1954年にヨーロッパの11ヵ国により、「Science for Peace(平和のための科学)」を掲げ設立された素粒子・原子核分野の世界最大規模の国際研究所。ヨーロッパ合同原子核研究機構などとも呼ばれるが、一般には、機 […]
オリオン座にある大きくて明るい星雲。単にオリオン星雲ともいう。三つ星の南に南北に並ぶ小三つ星(オリオンの剣に当たる)の中央に、4等星に相当する明るさで輝いており、肉眼でも認められる。M42(実際には北に隣接するM43も含 […]
史上初めて地球近傍を通過することが観測された恒星間天体(太陽系外から飛来した天体)。2017年10月19日、マウイ島のハレアカラ山頂にあるパンスターズ望遠鏡「PS1」によって発見された。 太陽からの脱出速度よりも速い速度 […]
冬の代表的な星座の一つ。明るい1等星のベテルギウスは半規則型の脈動変光星で、2019年秋より暗くなりはじめ2020年2月10日頃に約1.6等となり、この100年間では最も暗い状態の一つとなった。このため、冬の大三角が容易 […]
局所超銀河団の銀河がおとめ座銀河団の重力に引かれて落ち込んでいる運動のこと。多数の銀河の距離と視線速度(後退速度)を測定し、視線速度がハッブル流からどれくらいずれているかを調べる過程で1980年頃に発見された。天の川銀河 […]
気相中にある2階電離した酸素原子が放出する禁制線。 許容線と呼ばれる通常の放射は電気的な双極子放射に対応していて放射性遷移確率が高いが、禁制線は電気四重極子や磁気双極子としての放射性遷移に対応しており、遷移確率が低い。し […]
散開星団ほどの密集度はなく、重力的にも束縛されず、比較的拡がった若い星の群がアソシエーションである。特に大質量星(O型星、B型星)が目立つ場合、OB アソシエーションと呼ばれ、巨大分子雲や電離水素領域の近傍に分布し、大規 […]
大気上層部高度90 km付近を漂うOH基が紫外線などにより励起され、振動回転遷移により発する輝線放射。波長1-2 μmにかけての近赤外線で非常に強く光り、地上からの近赤外線観測の妨げとなっている。夜天光、大気発光も参照。
ハーバード分類で表面温度の系列に属する最も高温の星。表面温度は∼45,000(K)以上。質量は太陽の約25-120倍。水素のバルマー線は無いか弱い。主な吸収線は電離ヘリウム線(HeII)、高電離の炭素(CIII)、窒素( […]
地球が回転楕円体形状をした剛体で、かつ外力が働かないとした場合の自転角速度ベクトルの自由回転運動のこと。この場合、角速度ベクトルは慣性主軸の周りを一定角速度 で等速円運動を行う。ただし、, はそれぞれ慣性主軸との周りの慣 […]
剛体に固定された慣性主軸を表す座標系 と、慣性系 を結びつける角度。両者の結び付け方にはさまざまな流儀があるが、いずれも の方向を決めるのに2つ、 軸の回転量を決めるのに1つ、合計3つの角度から構成される。 たとえば、 […]
空間に固定された座標系。流体の物理量を座標と時刻の関数として表現する。対になる概念として、流体の流れとともに座標が移動する座標をラグランジュ座標と呼ぶ。オイラー法も参照。
空間に固定した空間座標(オイラー座標)を用いて、流体力学を表現する方法。 流れに沿って移動する流体素片に固定した空間座標を用いる ラグランジュ法とともに流体力学を表現する2つの方法のうち の一つ。時間 で位置 の流体の速 […]
ある自己重力系を横断するのにかかる時間のことで、系の直径を平均的な内部運動速度(系を構成する天体が動き回る平均の速度)で割ることで得られる。自己重力系では系の運動エネルギーと重力ポテンシャルエネルギーの間にビリアル定理と […]
カリフォルニア工科大学によって運用されていた電波天文台。ロサンゼルスの北400kmほどの都市ビショップの近くに位置し、40m電波望遠鏡や太陽電波アレイを擁しているほか、かつては口径10.4mのアンテナ6台からなるミリ波干 […]
フランス生まれの物理学者(1899-1993)。原子の自己電離現象としてのオージェ効果とその際に放出されるオージェ電子は彼の名をとって名付けられている。宇宙線の研究では、空気シャワー現象の発見者として知られる(1939) […]