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波の伝播の様子を説明する原理。波の位相の一定面、すなわち波面の各点から球面波(素元波あるいは2次波という)が放出され、それらが重ね合わされて、素源波の包絡面が新たな波面を作り、波が伝播するという説明。 この原理はオランダ […]
電磁場のエネルギーの流れの密度を表すベクトル。電場 と磁場 から次のように作られる。 。 ポインティングベクトルは電磁波の進行方向を指し、その大きさは単位面積、単位時間あたりに通過するエネルギーを表す。
激しい星生成活動(スターバースト)を終えた直後の銀河のこと。スペクトルに水素のバルマー吸収線が強く見られるのが特徴。寿命の短い(<1億年)OB型星はすでに進化を終え、超新星爆発を起こして死に絶えており、水素のバルマー吸収 […]
ブラックホール周りの降着円盤のうち、高温で低密度(あまり放射が出ない)のガス流に見られるもの。英語のRadiatively Inefficient Accretion Flow の頭文字からRIAFとも呼ばれる。 放射を […]
大質量星生成領域でよく検出される高温の分子雲コア(高密度分子ガス塊)のこと。典型的な温度、密度、サイズ、光度は、それぞれ数百K、>, <, である。アンモニアNH, シアン化メチルCHCN, メタノールCHOH をはじめ […]
星がいつ頃、どのくらいの金属量のガスからどのくらいの量で生成されたかという星形成の歴史のこと。星生成史ともいう。1つの星団や1つの銀河に対して考える場合が多いが、宇宙全体を対象とする場合もある。銀河や星団の星形成史の研究 […]
単位時間あたりに新たに生まれる星の量のこと。星生成率ということもある。通常、1年あたりの星の質量の単位で表される。生まれたての高温の星が放射する紫外線の強度や、その紫外線によって電離された周囲のガス(HII領域)から放射 […]
もともと放射性のない同位体(核種を参照)が、放射線を浴びることによって放射性同位元素となること。人工衛星の軌道上では、検出器を構成する元素が宇宙線や太陽フレア粒子との核反応により放射化し、検出器の雑音を変化させる原因とな […]
星間物質から星が作られる現象を総称して星生成あるいは星形成という。素過程としての星生成は、低温な星間物質中に含まれる分子雲コアが自己重力によって収縮し星に至る現象として理解できる。分子雲コアも星もガスからなる系という点で […]
星間物質から星が作られる現象を総称して星形成あるいは星生成という。素過程としての星形成は、低温な星間物質中に含まれる分子雲コアが自己重力によって収縮し星に至る現象として理解できる。分子雲コアも星もガスからなる系という点で […]
宇宙の中で、30-50 Mpc(1-1.5億光年)程度のスケールにわたって銀河がほとんど存在しない巨大な空間のこと。アメリカのカーシュナー(R. Kirshner)らによって、うしかい座の方向に初めて発見された。彼らはう […]
星形成が進行中の領域のこと。星生成領域ともいう。 生まれたばかりの星が可視光で見えなくても、さまざまな波長における観測から、星形成が現在進行していることを示す証拠が得られれば星形成領域という。星間分子雲にはこれに該当する […]
散光星雲で見られる電離ガスからの強い輝線 放射をボウエン(I.S. Bowen)は次のように説明した。 高温の早期型星や降着円盤でHeⅡから放射される波長30.4nmの紫外線により、周囲のガスのCⅢ、NⅢやOⅢイオンが励 […]