r-モード振動
よみ方
あーるもーどしんどう
英 語
r-mode oscillation
説 明
r-モード振動(脈動)はロスビーモードとも呼ばれ、恒星の自転に起因して発生する大きなスケールのロスビー波の固有振動で非動径振動の一つである。r-モード振動は、自転する星に乗った座標では、自転とは反対方向にゆっくりと伝播する。しかし、その伝播速度は自転速度に比べて小さいので、観測者(慣性座標)から見ると、自転と同じ方向に、自転速度よりゆっくりと伝播する。r-モード振動はかじき座γ星(γ Dor)型脈動変光星、太陽表面などで検出されている。
2024年11月12日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。