天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"电报帖子刷评论✅SMMFS.COM✅加粉刷粉网站,pEr"の検索結果(167件)

温度ゆらぎ temperature fluctuations

宇宙マイクロ波背景放射の放射温度はほとんど等方的(全天でほぼ同じ温度)であるが、場所(方向)ごとにわずかに高低があってゆらいでいる。これを温度ゆらぎという。放射温度の等方性は宇宙が大きなスケールで一様等方であることを示す[…]

外合 superior conjunction

合を参照。

開口合成 aperture synthesis

空間的に離れた位置にある複数の望遠鏡(=開口)もしくは1つの望遠鏡主鏡の複数の部分(=開口)からの光を干渉させて得られる干渉縞から天体像についての情報を引き出すこと。少数の開口の組み合わせからでは、天体像の形状(強度分布[…]

開口合成望遠鏡 aperture synthesis telescope

現在の電波干渉計の主流となる、開口合成技術を利用した望遠鏡。相関型干渉計ともいう。開口合成望遠鏡を構成する各素子アンテナで受信した電波波形に対して、2個のアンテナを1組とした相互相関をとると、対応するアンテナ間での幾何学[…]

会合周期 synodic period

ある中心天体の周りを回る2天体があるとき、中心の天体から見た2つの天体の方向が一致する現象を会合と呼び、会合から次の会合までの平均時間間隔を会合周期と呼ぶ。具体的には、太陽から見て2惑星が合となる平均間隔や、惑星から見て[…]

開口測光 aperture photometry

測定する天体の中心にその中心を置いた一定の半径の仮想円(開口(aperture))内の天体からの光を積分して、その天体の明るさを定量的に見積もる測光手法。恒星などの点光源の明るさを測定する場合、通常は星像直径の2.5倍か[…]

開口能率 aperture efficiency

アンテナ開口能率を参照。

カイパー Kuiper, Gerard Peter

カイパー(Gerard Peter Kuiper;1905-73)はオランダ生まれのアメリカの天文学者。1933年にライデン大学で学位取得後アメリカに移住し、1936年からはヤーキス天文台に勤務、1950-52年の間ヤー[…]

カイパー飛行機搭載天文台 Kuiper Airborne Observatory

地上からは困難な赤外線観測を行うための望遠鏡を搭載した飛行機天文台。軍用輸送機C-141Aの民間改良型をベースに防震装置に載せられた口径91.5 cmの望遠鏡を機体前部側面に搭載する。大気中の水蒸気による吸収のために近赤[…]

カイパーベルト Kuiper-belt

エッジワース-カイパーベルト天体を参照。

カイパーベルト天体 Kuiper-belt object

エッジワース-カイパーベルト天体を参照。

外惑星 superior planet

太陽系の惑星のなかで、地球よりも外側の軌道をとる惑星を指す。火星、木星、土星、天王星、海王星が含まれる。外惑星が地球から見て太陽と反対側にくるときを衝と呼ぶ。外惑星の英訳語はsuperior planetであり、oute[…]

カッシーニ探査機 Cassini

アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発して、1997年に打ち上げた土星探査機。当初は、小惑星彗星探査機(Comet Rendezvous Asteroid Flyby(CRAF))と同じ[…]

ガリレオ式望遠鏡 Galilean telescope

屈折望遠鏡の一種で、対物レンズとして凸レンズを用い、接眼レンズに凹レンズを用いたものを指す。世界で初めての屈折望遠鏡は、この形式を用いて1608年にオランダで製作された。ガリレオ(Galileo Galilei、1564[…]

輝度温度 brightness temperature

電磁波の放射強度を示す物理量。天体の輝度 $I_\nu$ に対して、 で与えられ、その物理次元は温度になる。ここで、$\nu$ は電磁波の周波数、$ k_\mathrm{b}$ はボルツマン定数、$c$ は真空中の[…]

「きぼう」日本実験棟 "Kibo" Japanese Experiment Module

国際宇宙ステーションに設置された日本の実験棟。計画時にはJEM(Japanese Experiment Module)と呼ばれていた。打ち上げにはスペースシャトルが用いられ、2008年に船内保管室がエンデバー号で、同年船[…]

客星 guest star

中国や日本での古い記録上で、突発的に現れた天体の総称として用いられた言葉。「かくせい」と読むこともある。新星や超新星、彗星などが対応している。

局所超銀河団 Local Supercluster

天の川銀河(銀河系)の属する超銀河団。1950年代にドゥ・ボークルールによってその存在が指摘されたが、実際に存在するかどうかについては議論が続いた。明るい銀河の赤方偏移サーベイが進んでその存在が実証された。 半径20メ[…]

極超新星 hypernova

通常より爆発エネルギーがはるかに大きい超新星(supernova)をいう。ハイパーノバ(hypernova)ともいう。 大質量星の進化の最終段階として、恒星質量ブラックホールが誕生するときに生じる現象と考えられる。Ic[…]

許容線 permitted line

天体のスペクトルにみられる輝線をその発生機構で分類したものの一つ。一般に、原子内の電子が下位のエネルギー準位に遷移すると、エネルギー差に相当する波長の光子(輝線)が発生する。遷移は、それに伴う量子数の変化が選択則と呼ばれ[…]