地球磁気圏
よみ方
ちきゅうじきけん
英 語
magnetosphere
説 明
地球の持つ磁場が支配的な領域のこと。地球の双極子磁場は地球表面の赤道で北向きに約0.3ガウスの強さをもつ。この双極子磁場に太陽風が吹きつけ、そこで起こる相互作用がオーロラなどのさまざまな現象を引き起こすだけでなく、地球磁気圏それ自体の構造を決めることになる。太陽に向いた側では、地球の中心から地球半径の約10倍の距離のところに磁気圏の境界があり、ここで地球磁場の強度と太陽風の動圧とがつり合っている。反対側は尾部と呼ばれ、太陽風によって地球磁場が引き延ばされた構造になっている。
2018年03月14日更新
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