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ジョセフソン接合

 

よみ方

じょせふそんせつごう

英 語

Josephson junction

説 明

ジョセフソン接合は、薄い絶縁膜(Insulator)を超伝導膜(Superconductor)ではさんだ3層から構成され、頭文字をとってSIS接合とも呼ばれる。ジョセフソン接合には電子または超伝導電子対(Cooper pairと呼ばれる)のトンネル効果によって電流が流れ、図のような電流電圧特性(I-V curve)をもつ。ジョセフソン(B.D. Josephson)によって1962年に理論的に導かれた(B.D.Josephson, 1962, Physics Letters, 1, 251-253)。超伝導ミキサーも参照。

2018年04月12日更新

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    国立天文台先端技術センターの野口卓らによって製作されたジョセフソン接合の電子顕微鏡写真。超伝導素材としてニオブ、挟み込まれる絶縁体としては酸化アルミニウムが用いられている。
    *ジョセフソン接合の典型的な電圧電流特性。電圧が2⊿/eのところで電流に大きなジャンプがあり、ここを用いて電磁波の検出ができる。