たたみ込み定理
よみ方
たたみこみていり
英 語
convolution theorem
説 明
2つの関数のたたみ込み合成後の関数のフーリエ変換は、合成前の個々の関数のフーリエ変換の積に等しいという定理。ある画像を特定のカーネル(たたみ込みを参照)を用いてぼかし処理をする場合、カーネルサイズが大きいと演算回数が増えてたたみ込み処理が遅くなる。そのような場合、画像とカーネルをそれぞれフーリエ変換し、掛け算したものを逆フーリエ変換する方が処理が速くなる。また、スペックル干渉計など、たたみ込みに関連する処理で多く用いられている。
2018年03月11日更新
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