天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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宇宙元素組成 cosmic abundance

宇宙組成比を参照。

宇宙組成比 cosmic abundance

現在の宇宙に存在する元素の原子数の比は場所により異なるが、平均的な値を宇宙組成比と呼ぶ。最もよくわかっているのは太陽系の組成比で、太陽 光球面のスペクトル分析や地球に落下した隕石の化学分析など直接的なデータから得られる。[…]

化学組成 chemical abundance

元素存在度を参照。天文学では、鉱物の化学組成(chemical composition)のような一般用語とは少し違った使われ方をする。元素組成、元素組成比、元素存在比などの言葉も同じ意味で用いられる。

元素組成 element abundance

元素存在度を参照。

元素組成比 abundance ratio

元素存在度を参照。

元素存在度 element abundance

いろいろな元素の存在量のこと。普通は分光観測により得られる太陽光球の元素組成と、化学分析により得られるCIコンドライト隕石の組成をもとにして計算された、太陽系の元素存在度(太陽組成)を指す(図参照)。これは宇宙組成比の代[…]

渾天儀 armillary sphere

天球のモデルであると同時に天体の観測装置として使われた器械。渾天儀は中国での呼び名で、ヨーロッパでは天球儀が一般的な名称である。水平線、子午線、卯酉(ぼうゆう)線(東西を表す線)、天の赤道、黄道、白道などを表す多数の環、[…]

重元素量 heavy element abundance

金属量を参照。

太陽周期活動 solar cyclic activity

太陽の黒点や活動領域の出現、こうした領域で発生するフレアなどの磁気的な活動現象の頻度は約11年の周期で増減する。これを太陽周期活動という。活動が最も活発な時期を極大期、最も静かな時期を極小期という。ある周期と次の周期では[…]

太陽組成 solar abundance

分光観測により得られる太陽光球の元素組成を指す。コンドライトの分析値を合わせた、太陽系全体としての元素存在度(宇宙組成比)を指して、太陽組成ということもある。通常、Si の量を 106 としたときの相対量で表す。

二至二分 solstices and equinoxes

二十四節気の中の冬至、夏至、春分、秋分を合わせた名称。 地球は自転しながら太陽の周りを公転している。地球の赤道面が天球と交わる線が天の赤道である。太陽の周りを回る地球の軌道面を黄道面といい、それが天球と交わる線が黄道で[…]

リミットサイクル limit cycle

力学系における位相空間上で閉軌道を描く運動のことで極限閉軌道とも呼ばれる。位相空間上の閉軌道は周期運動を表すが、閉軌道付近から運動を始めると閉軌道に巻きつくように近づいていく場合がある。つまり、時間が経つと、閉軌道が表す[…]