天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"谷歌代发tg(seo999888),840"の検索結果(80件)

アングロオーストラリア天文台 Anglo-Australian Observatory

アングロオーストラリア望遠鏡を運用するために、シドニー郊外のエッピングに1976年に設立された天文台組織。1988年まではUKシュミット望遠鏡も運用した。アングロオーストラリア望遠鏡はイギリスとオーストラリアの共同事業と[…]

アングロオーストラリア望遠鏡 Anglo-Australian Telescope

オーストラリアのニューサウスウェールズ州サイディングスプリング天文台にある口径3.89 mの望遠鏡。AATと略称される事が多い。オーストラリア国立大学(ANU)が運用している。 1960年代後半にオーストラリア国立大学[…]

暗電流 dark current

電子的光検出器に光が入射していないときに 流れる電流のこと。検出器のノイズ源の一つで、小さいほど性能が 良い。光検出器では、入射した光子によって伝導帯に励起された電 子による電流(電荷)を測定して光を検出する。電子が 検[…]

1次周波数標準器 primary frequency standard

現在、1秒の定義は1原子秒とされているが、原子の共鳴周波数は温度や電磁場、運動状態などによってわずかに変化をするものである。したがって、定義どおり厳密に1秒を取り出すことは極めて難しく、通常の原子時計ではそのような条件の[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

エジンバラ王立天文台 Royal Observatory, Edinburgh(ROE)

エジンバラの中心部にあったカールトン・ヒルにエジンバラ大学が持っていた天文台が、1822年にイギリス国王ジョージ4世が訪れたのを機に王立天文台となりROE(Royal Observatory, Edinburgh)の名称[…]

ガウス Gauss, Carl Friedrich

ガウス(Carl Friedrich Gauss;1777-1855)はドイツの数学者、物理学者、天文学者。数論から測地学、光学と広範な研究を行ない、19世紀最大の数学者といわれる。ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク[…]

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

仮想天文台 virtual observatory

コンピュータ上に築かれた仮想的な天文台。バーチャル天文台(VO)とも呼ぶ。計算機の中に蓄えられたデータを観測された宇宙と見なし、それをいろいろな角度から解析(観測)するという概念から名づけられている。現在、世界中で電波か[…]

ガリレオ探査機 Galileo

アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機。1989年10月に打ち上げられ、1995年から2003年までの間、木星と衛星、磁気圏などの観測を行った。1995年12月の木星到着時には、プローブを木星大気に突入させ、大気組成[…]

環境効果(銀河の) environmental effect(on galaxies)

銀河の進化に環境が及ぼす影響。銀河団からボイド領域まで、銀河を取り巻く環境は多様である。形態-密度関係に代表されるように、現在の銀河の性質は環境に強く依存することが知られているが、そうした依存性は、先天的な環境効果と後天[…]

銀河中心核 galactic nucleus

銀河の中心にある極めて高密度な質量源。 天の川銀河(銀河系)を含むいくつかの近傍銀河については、中心核のごく近くにある星やガスの運動が高角分解能で観測されており、高密度な質量源の正体は超大質量ブラックホールであると推定さ[…]

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

原始銀河団 protocluster of galaxies

現在の銀河団になると予想される過去の銀河の集団。主に赤方偏移 z が 2 程度以上に見つかる銀河集団に対して用いられるが、これはこの時代に銀河団の形成が始まったと考えられているからである。遠方にあって詳細な観測が難しいた[…]

黄道十二宮 zodiac

天球上で、黄道を中心とした、惑星(太陽と月などを含む)が運行する帯状の領域(獣帯: zodiac)を黄経にしたがって等分割した12の「サイン(sign)」の総称。サインは「宮」とも呼ばれていたのでこの名がある。占星術に登[…]

国際天文学連合 International Astronomical Union(IAU)

国際協力を通じてあらゆる側面から天文学の発展を図ることを目的として、1919年に設立された非政府の世界組織。国際科学会議(ISC、2017年以前はICSU)に属する40の国際学術団体の一つである。天文学者を代表する国の機[…]

子供宇宙 child universe

インフレーション宇宙論では、ハッブル長を超えたスケールは独立に進化するため、量子ゆらぎが大きな振幅を持つとインフレーションにより、巨視的な大きさとなった宇宙の一部が、またインフレーションを起こしもとの宇宙とは独立に進化を[…]

固有時 proper time

アインシュタイン(A. Einstein)の特殊相対性理論によれば、ニュートン力学のような絶対的な時間は存在せず、時間と空間を一緒にして4次元の時空間として考えなければならない。 慣性系に対して運動する物体の時刻はその[…]

コルモゴロフ則 Kolmogorov law

コルモゴロフ(A. Kolmogorov)がエネルギー散逸の考察により導いた乱流のエネルギースペクトル。3次元の一様で等方的な乱流の場合、波数 k~k+dk の範囲に含まれるエネルギー E(k)dk はk-5/3 に比例[…]

コンパクト銀河群 compact group of galaxies

通常の銀河群よりもはるかに狭い領域に銀河が密集している銀河群。銀河の数密度は銀河団の中心部に匹敵する。典型的なコンパクト銀河群は、大きさが数10 キロパーセク(数10 kpc=10万光年)程度、内部の銀河の運動の速度分散[…]