天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

標準光源法

高

よみ方

ひょうじゅんこうげんほう

英 語

standard candle method

説 明

標準光源の見かけの明るさを測定して距離を知る方法。見かけの明るさは、真の明るさに対して距離の2乗に逆比例して暗くなることを利用する。年周視差収束点法では測れない遠方の天体までの距離を測る天文学の伝統的な距離決定法である。さまざまな標準光源があるが、遠方の天体の距離を測るには明るい標準光源が必要である。宇宙の距離はしごは、近傍から遠方に、さまざまな標準光源を確立する体系ともいえる。最も信頼度の高い標準光源は1次距離指標と呼ばれ、種族Ⅰの星ではセファイドが、種族Ⅱの星ではこと座RR型変光星(RRライリ)が用いられた。 遠方銀河で発生するⅠa型超新星を用いた標準光源法で、現在宇宙が加速膨張していることが発見された。
近年は、スニヤエフ-ゼルドビッチ効果重力レンズを利用するなど、標準光源を用いない距離決定法も開拓されている。距離指標も参照。

2018年03月27日更新

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