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視直径

高

よみ方

しちょっけい

英 語

apparent diameter

説 明

天体の見かけの直径を天球上の角度で表現した値。天体の真の半径をa、天体までの距離をrとすると、視半径s\sin s = a/rであり、視直径はその2倍の2sとなる。 たとえば、太陽の400倍の大きさを持っているが、距離も400倍遠いので視直径はほぼ同じ値になる。このため、わずかな距離差で皆既日食となったり金環日食となったりする。
一方、恒星ははるか遠くにあるため、直接その大きさを測ることは難しい。そこで、2つの望遠鏡からの光を干渉させ、その干渉パターンから直径を求める恒星干渉計がよく使われる。この場合の直径は角直径と呼ばれるが、両者をとくに区別せずに用いることもあるので注意が必要である。

2018年07月02日更新

関連画像

視直径
*視半径と視直径。