天文学辞典 | 天文に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

降着トーラス

 

よみ方

こうちゃくとーらす

英 語

accretion torus

説 明

活動銀河核の大質量ブラックホールの周りに形成される低温で光学的に厚い(光学的厚さが大きい)物質。太いリング(トーラス)状になるのでこの名前がある。大質量ブラックホールへ周囲から質量降着してくる物質の一時的な溜まり場である。降着円盤トーラス(活動銀河核の)も参照。

2019年05月11日更新

関連画像

*Ⅰ型セイファート銀河中心核の放射領域の概念図。リング状のガス雲が大質量ブラックホール周りの降着トーラスである。
粟木久光「大質量ブラックホールへの質量降着」、シリーズ現代の天文学第8巻、小山・嶺重編『ブラックホールと高エネルギー現象』 2.6節 図2.27 (日本評論社)