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http://sci.esa.int/planck/51557-planck-new-cosmic-recipe/ にある図を改変。
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日時計は太陽の動きから時刻を測る装置である。この場合、太陽の南中する時刻が正午、ひとたび南中してから次に南中するまでの時間が1日ということになる。このような実際の太陽の動きをもとにした時刻を視太陽時あるいは真太陽時という […]
太陽系の形成過程を、天体現象の素過程を理論的に解明し、それを積み上げることによって説明しようとする理論。太陽系形成論に関する基本的な枠組は、20世紀後半に旧ソ連のサフロノフ(V.S. Safronov)と京都大学の林忠四 […]
太陰暦に太陽暦の1年の概念を取り入れて、季節を反映するように両者を折衷した暦。我が国で明治5年まで使われていた暦(いわゆる旧暦)は、太陰太陽暦である。太陰暦では1年という概念はなく、月の満ち欠けの周期である朔望月(約29 […]
月の満ち欠けの周期である朔望月(約29.5日)を単位とした暦。実際の1月は30日の大の月と29日の小の月をほぼ交互に繰り返す。1月という概念はあるが、1年という概念はない。太陰暦の12か月は約354日で、太陽暦の1年であ […]
空気シャワー中の高エネルギー荷電粒子が大気中の窒素分子を励起あるいは電離すると、励起された窒素分子やイオンは紫外から青色のシンチレーション光(蛍光)を放出して基底状態に戻る。このシンチレーション光を望遠鏡により集光し、像 […]
初期宇宙の高温高密度時には、宇宙は完全電離したプラズマ状態にあり、光子は自由電子とトムソン散乱によって相互作用し、熱平衡状態にあり、まっすぐ飛ぶことができなかった。温度の低下とともに宇宙の主要元素である水素原子(陽子)が […]
宇宙初期につくられる初期ゆらぎの種類の一種。断熱ゆらぎとは、異なる成分の空間的な密度ゆらぎがすべて一致するものをいう。したがって、たとえばある成分が最大密度を持つ場所では、他の成分もすべて最大密度を持っている。インフレー […]
系を特徴づけるパラメータのゆっくりとした変化に対して時間的に変化しない物理量。 たとえば振動数が変化する振り子において、一定の振動数のときの周期に対して十分長い 時間スケールで振動数が変化する場合、エネルギー と振動数 […]
物質中を進む荷電粒子は、原子核の電場により散乱(クーロン散乱)されて進行方向が曲げられる。(ハドロンの場合は強い相互作用による散乱も寄与する)。1回あたりに散乱される角度は小さいが、多数回散乱を受けることにより大きく曲げ […]
エベレット(H. Everett III)により提唱された量子力学の観測問題の解釈の一つ。コペンハーゲン解釈では、観測を行うと観測値に波動関数が収縮する、としているが、多世界解釈では観測者も系の一部であり量子力学的に振舞 […]
下層に低密度の流体、上層に高密度の流体がある場合に発生する流体力学的不安定。圧縮性の気体では、圧力の増加に伴ってエントロピーが上昇する場合に不安定となる。恒星では、下層が暖められて密度が下がる(エントロピーが上がる)場合 […]
英文頭文字をとってGUTと略称されることも多い。素粒子相互作用の標準理論は、強い相互作用、弱い相互作用、電磁相互作用がそれぞれSU(3), SU(2), U(1)というゲージ群で記述されるゲージ理論である。その結合定数の […]
プラズマの流れと磁場との相互作用による磁場の生成および維持機構のこと。ダイナモ作用ともいう。天体の差動回転によってポロイダル磁場からトロイダル磁場を作るオメガ効果、コリオリ力の働きでトロイダル磁場からポロイダル磁場を作る […]
ダイナモ作用の強さを表す無次元量で、磁場の増幅率と拡散率の比を表す。最も単純には、これも回転流体に関する無次元量であるロスビー数の2乗の逆数になる。ロスビー数とは、流体の慣性の大きさとコリオリ力との比を表す量で、単純には […]
多数の質点が万有引力の法則で運動する系を扱う問題。質点が2つの場合が二体問題、3つの場合が三体問題で、多体問題という場合にはより多くの質点の系を指すことが多い。また、太陽系の惑星の数くらいを扱う場合を少数多体問題と呼んで […]
現在の宇宙の平均エネルギー密度の約4分の3を占めていると考えられる正体不明の成分。 暗黒エネルギーとも呼ぶ。1917年にアインシュタインが導入した宇宙定数(宇宙項)はダークエネルギーの代表的候補である。以来、宇宙定数はさ […]