天文学辞典 | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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2021年03月16日 人名

スキアパレリ

スキアパレリ(スキャパレリ)(Giovanni Virginio Schiaparelli;1835- 1910)は望遠鏡による観測で火星面地図を作ったイタリアの天文学者。彼の作成した火星面地図には、海、大陸、それに「c […]

2019年08月16日 装置・施設・データベース

SPICA

2030年前後の打ち上げを目指して、日本、ヨーロッパ各国、カナダ、アメリカなどが共同で開発を進めている次世代の宇宙赤外線望遠鏡。Space Infrared Telescope for Cosmology and Ast […]

2019年01月17日 その他

スーパームーン

大きく見える満月をスーパームーンと称することが多いようであるが、スーパームーンは学術用語ではなく、科学的な定義はない。地球の周りを回る月の軌道は楕円形なので、地球に近い位置で起きる満月と遠い位置で起きる満月は直径で14% […]

2018年03月27日 観測天文学

超銀河座標系

局所銀河群とおとめ座銀河団を含む局所超銀河団の研究に適した3次元直交座標系。 天球上の大円に沿って明るい銀河が分布する(図1)ことから、天の川と銀河系の類推に基づいて、それらの銀河は扁平な形状をした集団になっていることを […]

2017年10月23日 観測技術

スイッチング観測

電波や赤外線の観測では、観測対象からの電磁波よりも大気や検出装置自体が発する雑音が持つ電磁波の強度の方が大きいことが多く、その影響を除去しないと高精度の観測ができない。このため、観測天体からの信号を含む出力と含まない出力 […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

Swift

スイフト衛星を参照。

2017年08月26日 観測技術

SQUID

超伝導量子干渉素子を参照。

2017年08月26日 太陽系

スペクトル型(小惑星の)

可視光域から近赤外域までの反射スペクトルから小惑星を分類したもの。スペクトル型、すなわち小惑星の色は、表層物質の組成や宇宙風化度を反映している。基本的な分類は、Cタイプ、Dタイプ、Sタイプ、Vタイプ、Xタイプの5種類に分 […]

2017年08月26日 太陽

スピキュール

太陽の彩層に存在する針状の構造。彩層下部から噴出するジェットだと考えられており、平均的には断面が600 km程度、高さは6000 kmから10000 km程度のものが多い。平均速度は25 km s-1である。

2017年08月26日 太陽

スプレイ

H𝛂線で観測される、太陽フレアから細く絞られたジェット状の形にガスが加速される現象。その発生から数分で500-1200 km s-1まで加速され、多くは太陽の脱出速度(約600 km s-1)を越え、より低速のサージと区 […]

2017年08月26日 太陽系

スーパーローテーション

金星の自転は遅く(周期は243日)、赤道での自転速度はであるが、上空の大気はで自転と同じ方向に運動していて4日で金星を一周する。これを「スーパーローテーション(超回転)」と呼ぶ。1974年にアメリカ航空宇宙局(NASA) […]

2017年08月26日 太陽系

水星

太陽に最も近い内惑星。太陽からの平均距離は0.39天文単位。質量、赤道半径2440 kmはそれぞれ地球の0.0553倍、0.383倍である。太陽に近く、金星よりも小さいため、日の出直前、日没後の短時間にしか肉眼で観察する […]

2017年08月26日 太陽系

彗星

太陽系の内側でガスやダスト(塵)を放出する氷天体。ほうき星とも呼ばれる。観測では、中心部から明るく拡散的に広がったコマの部分と、コマから反太陽側に線状に流れるように広がる尾の部分に分けられる。コマの中心部には、ガスやダス […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

すばる望遠鏡

アメリカのハワイ島のマウナケア山頂(標高4205 m)に日本の国立天文台が建設した経緯台方式の光学赤外線望遠鏡。直径8.2 m、厚さ20 cmの主鏡はコンピュータ制御された261本のアクチュエータで裏面から支持され、望遠 […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

スーパーカミオカンデ

カミオカンデの後継観測装置として、岐阜県神岡鉱山の地下に日本を中心とする国際協力で建設された巨大な水チェレンコフ検出器。天体ニュートリノの観測や陽子崩壊の観測を行うことを主な目的とし、1996年から観測を続けている。超純 […]

2017年08月26日 恒星

スワンバンド

炭素星や彗星のスペクトル中に特徴的に見られる吸収帯。スコットランドの物理学者スワン(W. Swan)が炭素基Cのスペクトル研究で発見したためこの名がついた。

2017年08月26日 恒星

スペクトル型(星の)

スペクトルによる恒星分類で用いられるグループ(下の表参照)。星の放射スペクトルには、連続光成分に加え星の大気におけるスペクトル線吸収が現れる。この吸収スペクトルの種類と強度により、星のスペクトル型が定義される。ハーバード […]

2017年08月26日 恒星

スペクトル分類(星の)

恒星のスペクトルを吸収線の種類と強度によって分類したもの。現在のスペクトル分類の基になったのはハーバード分類である。これは1901年にハーバード大学天文台のキャノン(A.J. Cannon)とピッカリング(E.C. Pi […]

2017年08月26日 その他

水素負イオン

水素の原子核(陽子)に束縛された電子が2つある原子は1価の陰イオンとなるのでこの名がある。と書かれる。太陽などの星の大気に存在し、この領域で可視光から赤外域での光の吸収の主要因となる。1939年にアメリカのヴィルト(R. […]

2017年08月26日 観測技術

スリット分光

天体の像を取得する観測を撮像観測というのに対し、プリズムや回折格子などの分散素子を用いて天体のスペクトルを取得する観測を分光観測と呼ぶ。スリット分光は、スリットと呼ばれる細長い小窓を望遠鏡焦点面に置き、それを通して入射す […]

関連画像

*スリット分光器の概念図。スリットを通過した光がコリメーターミラーで平行光線のビームとなり、それが回折格子で分散されスペクトルとなる。カメラミラーはこの分散されたビームを検出器の上に結像する。検出器の上には波長毎のスリットの像が結像される。