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氷雪限界線

 

よみ方

ひょうせつげんかいせん

英 語

snow line

説 明

原始惑星系円盤において、中心星から遠く温度が低い領域では H{}_2O が氷として凝結可能であるのに対し、中心星に近く温度が高い領域では凝結できない。その境界を氷雪限界線と呼ぶ。氷雪限界線の内側では岩石や金属が固体惑星の材料物質となるのに対し、外側では氷が加わって材料物質量が増大するため、質量の大きな原始惑星の形成が可能となる。巨大な原始惑星は重力によって周囲の原始惑星系円盤ガスを取り込むため、氷雪限界線の外側では木星型惑星のような巨大惑星の形成が可能となったと考えられる。太陽系形成論を参照。

2018年03月09日更新

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