ストレムグレン球
よみ方
すとれむぐれんきゅう
英 語
Strömgren sphere
説 明
球対称形状の電離水素領域のモデル。質量の大きな主系列星は、表面温度が十分に高温で、大量の紫外線を放射する。そのため、大質量星の周りにある水素ガスは912 オングストロームより短波長の(13.6 eVより高エネルギーの)紫外線電離光子によって電離し、HII領域(電離水素領域)を形成する。
ストレムグレン球とは、1つの大質量星の周りに個数密度
で決まり、この
実際の電離ガス領域では、
この実質再結合係数を
となる。
2023年05月08日更新
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