ザイデル収差
よみ方
ざいでるしゅうさ
英 語
Seidel aberrations
説 明
レンズや鏡の形状により生じる光学収差には数学的な考察から、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲という5つの基本的なパターンがあることが1857年のザイデル(L. von Seidel)の研究で示された。波面収差Wを瞳座標(ρ, θ)と入射角
となる。この5つの項をザイデルの五収差と呼ぶ。B, F, C, D, Eをそれぞれ球面収差係数、コマ収差係数、非点収差係数、像面湾曲係数、歪曲係数と呼ぶ。
2023年05月14日更新
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