天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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相反則不軌 reciprocity failure

非常に弱い光に対しては、露光時間を延ばしても写真の黒みが増加しにくくなることを指す写真の用語。写真における露光量 $E$ は、照度 $I$ と露光時間 $t$ の積で $E=It$ である。写真の黒み $D$ は、露光量[…]

速度-距離関係 velocity-distance relation

宇宙膨張による銀河の赤方偏移(宇宙論的赤方偏移)を後退速度として解釈したときの、距離と後退速度の間の関係。近距離にある銀河では比例関係となることを1927年にルメートル(G. Lemaitre)が、また1929年にハッブ[…]

速度楕円体 velocity ellipsoid

恒星の3次元的な速度分散を表す。太陽系近傍の恒星の固有運動と距離、および視線速度を測定することにより、その恒星の3次元空間での運動 $(v_x, v_y, v_z)$ を知ることができる。個々の恒星はランダムな運動を示す[…]

速度場 velocity field

一般に連続体内部で個々の部分が異なった運動をするとき、その速度の分布を場所の関数として表現したもの。たとえば、銀河内部では恒星や星間ガスがさまざまな運動をしている場合、これを場所の関数として表現すれば、銀河内部運動の速度[…]

速度分散 velocity dispersion

1つの天体の各部が示す速度の散らばりの度合いを示す量。内部運動の激しさを示す指標となる。分散とはいうものの、各部の速度から全体の平均値を引いた値の標準偏差で表す。通例、部分ごとの質量あるいは明るさで重みを付ける。また、天[…]

速度分布関数 velocity distribution function

気体中の分子や銀河内の恒星など、系の構成要素の速度空間における分布を表す関数。速度分布関数を $f(v)$ としたとき、速度が$v$ から $v+dv$ の範囲にある構成要素(分子)の個数は $dN=f(v)dv$ とな[…]

第一宇宙速度 first cosmic velocity

宇宙速度を参照。

第三宇宙速度 third cosmic velocity

宇宙速度を参照。

大速度勾配近似 large-velocity-gradient approximation

媒質の運動速度勾配が十分に大きいと仮定することで光子の脱出確率を概算して放射輸送の計算を簡単化する手法。LVG近似と略称される。放射輸送の計算を行って輝線や吸収線の強さを計算する際に、媒質中の速度勾配がどの場所でも一定([…]

第二宇宙速度 second cosmic velocity

宇宙速度を参照。

脱出速度 escape velocity

宇宙速度を参照。

タマン Tammann, Gustav

グスタフ・タマン(Gustav Tammann; 1932-2019)はドイツ生まれの天文学者。ゲッチンゲンに生まれ、第二次世界大戦中はババリア地方などに住んだが終戦後母親の生まれ故郷であるスイスのバーゼルに戻った。バー[…]

超光速運動 superluminal motion

みかけ上、光速度を超えた速度で運動しているように見える現象。ある天体が、光速度に近い速度でわれわれの視線に対して斜め方向に近づきながら、電磁波を放射している場合、視線に垂直な天球面上で、その物体があたかも光速を超えて運動[…]

電子散乱不透明度 electron scattering opacity

自由電子によるトムソン散乱に起因する不透明度のこと。ロスランド平均不透明度を参照。

電離度 degree of ionization

ある着目する粒子種の総量に対する電離した粒子数の割合のこと。 ある着目する粒子種に対して、単位体積当たりの電離した粒子数を $n^+$ 、中性のままの粒子数を $n^0$ とし、その粒子種の単位体積当たりの総量が […]

特異速度(銀河の) peculiar velocity

特異運動(銀河の)を参照。

ドップラー法 Doppler spectroscopy

太陽系外惑星の検出方法の一つ。ドップラー分光法、視線速度法などとも言う。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく(両者は共通重心の周りを公転している)。恒[…]

ハーバード大学天文台 Harvard College Observatory(HCO)

アメリカのハーバード大学の研究所として1839年に設立された。マサチューセッツ州ケンブリッジにある。1973年以降はスミソニアン天文台(1890年設立)とともに、ハーバード-スミソニアン天体物理学研究センターとして運営さ[…]

P-V図 position-velocity diagram

位置-速度図を参照。高校教育課程における気体の圧力と体積の関係を示すP-V図とは別のもの。

不透明度 opacity

星の大気が光を吸収する度合いを表す量。吸収係数、ロスランド平均不透明度、クラマースの不透明度、電子散乱不透明度を参照。