ノイゲバウアー
よみ方
のいげばうあー
英 語
Nuegebauer, Gerald
説 明
ジェラルド・ノイゲバウアー(Gerald Nuegebauer; 1932-2014)はアメリカの天文学者。ドイツに生まれ7歳でアメリカに移住、1954年にコーネル大学卒業、1960年にカリフォルニア大学からPh.Dを取得。1962年、カリフォルニア工科大学の物理学の教官となり、1965年、準教授となる。ウィルソン山天文台とパロマー天文台で、1969年にロバート・レイトン(Robert Leighton)とともに、口径1.6メートルのプラスチック鏡を用いて赤外線の2ミクロン領域で赤緯−33度〜+82度の天域を掃天し(2ミクロンサーベイ)、2万個にものぼる赤外線源を検出、その一部をIRCカタログとして発表した。1967年、エリック・ベックリン(Eric Becklin)とともに、オリオン星雲中の赤外線天体ベックリン‐ノイゲバウアー天体(BN天体)を発見した。その後も赤外線での観測研究を続け、1970年、カリフォルニア工科大学の物理学教授、1981年〜1994年までパロマー天文台の台長を務めた。
Thomas Soiferによる米国科学アカデミーの追悼記事
https://www.nasonline.org/wp-content/uploads/2024/06/neugebauer-gerry.pdf
2024年08月14日更新
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