天文学辞典 | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

New

無毛定理

 

よみ方

むもうていり

英 語

no-hair theorem

説 明

ブラックホールで観測可能な量は、質量、電荷、角運動量の3つの物理量だけである」ことを述べたもの。この3つ以外のあらゆる情報は、ブラックホールの事象の地平面に落ち込むと消失し、外部からは観測されない。これを、さまざまな性質(ふさふさの毛)を持っている通常の物体に比べて、ブラックホールは毛がないことに例えた。
1971年にルフィーニ(Remo Ruffini)とホイーラー(John Wheeler)が共著でPhysics Today誌にかいた解説記事にはじめて登場した言葉。主にホイーラーによって広められたと考えられている。

2022年01月12日更新

この用語に対するご意見・ご要望をお寄せください。

    関連画像