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章法

 

よみ方

しょうほう

英 語

Metonic cycle

説 明

古代中国で行われていた太陰太陽暦において、メトン周期に従って19年間に7回のうるう(閏)年を置く暦法のこと。この19年間の周期を章と呼んだ。章法では、章の始まり(章首)の年の冬至が11月1日になるよう定められ、11月1日が冬至になることを朔旦冬至(さくたんとうじ)と呼んだ。章法では19年に一度規則的に訪れる朔旦冬至は儀式をもって祝われた。後に、より詳しい計算に基づいて太陽暦との合致の精度を高め、19年間7閏の原則にこだわらない暦法(破章法)が登場する。それによると章首の年の冬至が必ず朔旦冬至とはならなくなったり、それ以外の年に朔旦冬至が起こったりした。これは不吉とされ、これを避けるために我が国では何度も改暦が行われた。

2018年03月09日更新

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