流星痕
よみ方
りゅうせいこん
英 語
meteor train
説 明
流星が通った後に飛跡に沿って残る淡く輝く痕跡。流星が発光した後に残す流星物質が高温で溶解したプラズマや大気中の原子・分子などが光るもの。数秒以下で消える短痕と明るい流星の場合数分以上発光し続ける永続痕がある。短痕は酸素原子の緑の光、永続痕は窒素分子の赤い光が主なものと考えられている。流星の発光直後は比較的はっきり見えるが、大気にかき乱されて次第に見えなくなる。火球も参照。
(参考)国際天文学連合による流星天文学の用語の定義と解説:
https://www.iau.org/public/themes/meteors_and_meteorites/
https://www.iau.org/static/science/scientific_bodies/commissions/f1/meteordefinitions_approved.pdf
ふたご座流星群の火球(2014年)。火球の消えた後に流星痕が見られる。
https://youtu.be/7_F0XfSQb18?
2021年08月19日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。