ホーマン軌道
よみ方
ほーまんきどう
英 語
Hohmann transfer orbit
説 明
同一中心、同一平面内にある2つの円軌道間を遷移するときに、必要なエネルギーが最小となる遷移軌道のこと。たとえば、内側の円軌道から外側の円軌道に移る場合、内側のある地点で加速し、その地点からちょうど反対側で目的の軌道に接するようにして到達し、そこで再び加速を行う軌道がホーマン軌道である。つまり、内側の円軌道上に近点があり、外側の円軌道上に遠点があることになる。ドイツのホーマン(W. Hohmann)によって1925年に考えられた軌道である。惑星間の飛行や地球周回の人工衛星の軌道遷移などに使われている。
2019年01月07日更新
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