ディッケスイッチ
よみ方
でぃっけすいっち
英 語
Dicke switch
説 明
微弱な電波の強度を測定する際に、受信機の利得が変動すると受信機出力から入力信号強度を正確に測定することが困難となる。そこで放射強度が一定の雑音発生器(ディッケ放射計)と測定したい信号と交互に測定し、受信機利得が変動する時間よりも短い時間間隔で切り替えることで、受信機の利得変動の効果を最小化する測定方法。 ディッケ放射計を人工電波源とすると、大気の放射や吸収の変動の影響は補正できないので、それらの影響の少ない低周波数の観測で用いられる。ディッケ(R. Dicke)が考案したのでこの名がつけられた。
2018年03月24日更新
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