コールドスタートモデル
よみ方
こーるどすたーともでる
英 語
cold start model
説 明
太陽系外惑星、特に、直接観測で発見された巨大惑星の成因に関する議論に用いられるモデルの一つ。標準的な惑星形成理論では微惑星が先に形成され、ガス降着を経て巨大惑星が形成される。この、いわゆるコア集積モデルでは、初期状態のエントロピーは低く、ガス降着時の短い時間の間だけ光度が上昇する。そのため平均的な光度進化は平坦で、ホットスタートモデルのような比較的高い光度から減少してゆくという進化を示さず、コールドスタートモデルと呼ばれる。
2022年01月10日更新
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