cD銀河
よみ方
しーでぃーぎんが
英 語
cD galaxy
説 明
多くの銀河団の中心に存在する巨大な楕円銀河のことで、明るさはLB~1011 L$_{\odot}$程度以上と、われわれの天の川銀河(銀河系)の10倍以上になる。ヤーキス分類の一つのタイプである(ヤーキス分類の中でこのタイプのみが現在でも広く使われている)。
銀河団の重力ポテンシャルの底に位置することから、周りから銀河やガスを降着しながら大きく成長したものと考えられる。銀河団の中心付近にcD並みの巨大銀河が複数個存在したり、一つも存在しないものもあり、このような特徴によって銀河団を分類するのがバウツ-モルガン分類といわれるものである。
2023年05月14日更新
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