アストロメトリ法
よみ方
あすとろめとりほう
英 語
astrometric method
説 明
太陽系外惑星の検出方法の一つ。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく。この恒星の微小な運動が天球上の位置の周期的な変化として、固有運動に重なって検出される。この位置変化の測定(アストロメトリ)を利用して太陽系外惑星を検出する手法のこと。最も古くから太陽系外惑星探査に使われたが成功しなかった。2002年にようやくハッブル宇宙望遠鏡で既知の惑星の位置変化が検出された。間接法のひとつ。ドップラー法も参照。
アストロメトリ法の解説動画(Credit: ESA)
掲載元のサイト https://sci.esa.int/web/exoplanets/-/60655-detection-methods
https://youtu.be/4u_dVKKRoPw
太陽系外惑星と中心星が共通重心の回りを回転する様子(Credit: ESA)
掲載元のサイト https://sci.esa.int/web/exoplanets/-/60655-detection-methods
https://youtu.be/u8EW4oPst_I
2020年08月12日更新
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