天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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乾板測定機 plate-measuring machine

天体写真測光において、写真から天文学に必要な定量的な情報を引き出すために使われたさまざまな測定機の総称。研究用の天体写真はガラスを用いた写真乾板で撮影されたのでこのように呼ばれる。 コンパレータ(comparator)[…]

空中望遠鏡 aerial telescope

屈折望遠鏡の一種。対物レンズを空中高く吊し、それを地上の観察者が手元に置いた接眼レンズでみる構造になったもの。接眼レンズ、および、光軸に対して横からの迷光を遮断するための遮光板も対物レンズと同じ支柱からぶら下げているが、[…]

コラプサー collapsar

重力崩壊した星のこと。崩壊星とも呼ぶ。昔は、星が重力崩壊した後に残るもの、つまり今でいうブラックホールのことを指す言葉として使われていた。最近では、ガンマ線バーストや爆発エネルギーの大きい超新星などのコラプサーモデルの崩[…]

CAI calcium-aluminum-rich inclusion

炭素質隕石に含まれる、アルミニウムとカルシウムに富む白色の包有物。Calcium-aluminium-rich inclusionの略語で、高アルミニウムカルシウム含有物とも呼ぶ。高温の原始太陽系円盤のガスから最初に凝縮[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

二重星 double star

天球上で極めて接近して見える2つの星。天球上で接近して見える2つの星には、距離の大きく異なる2つの星がたまたま視線方向が近いために接近して見えるものと、実際に万有引力によってお互いの周りを回っているものがある。前者を見か[…]

ハーバード分類 Harvard classification

星のスペクトル分類の一つ。1918-24年にかけて、ハーバード大学天文台のピッカリング(E. Pickering)と キャノン(A.J. Cannon)は30万近い星を線スペクトルの特徴にもとづいて分類し、ヘンリードレー[…]

ヘベリウス Hevelius, Johannens

ヘベリウス( Johannes Hevelius;1611-1687)はポーランド、ドイツの天文学者。しばしばへヴェリウスとも記される。グダニスク(ドイツ名ダンツィヒ)で生まれ、事業家、市会議員として活動しながら、夫人の[…]

MACHO Massive Compact Halo Object (MACHO)

質量を持つコンパクトなハロー天体の英語の頭文字から作ったことば。「まちょー」と発音することもある。可視光や赤外線では直接検出できない太陽程度の質量のコンパクトな天体が天の川銀河(銀河系)のハローに多数あれば、天の川銀河で[…]

マッハ数 Mach number

流体の流れの速さと音速との比で求まる無次元数をいう。 マッハ数(Ma)の大小に応じて流れは、亜音速流(Ma < 0.7-0.8)、遷音速流(0.7-0.8 < Ma < 1.2-1.25)、超音速流([…]

ミッシングバリオン問題 missing-baryon problem

ビッグバン直後に起きたビッグバン元素合成による軽元素の元素存在度、および宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のパワースペクトルから制限される宇宙におけるバリオン(通常の物質)の量(宇宙の臨界密度の約5%)に対して、現在の(近[…]