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圧電効果 piezoelectric effect

物質に圧力をかけるとそれに比例した電圧が生じる効果をいい、ピエゾ効果ともいう。逆に電圧をかけると機械的な変形(応力)を受ける効果を逆圧電効果というが、両方の現象を合わせて圧電効果ともいう。圧電効果を起こす物質のことを圧電[…]

Ⅰa型超新星 type-Ia supernova

星が進化の果てに明るく爆発する現象を超新星と呼ぶが、その超新星の一種。水素のスペクトル線が見られるⅡ型と見られないⅠ型とに大別されるが、I型でもシリコンのスペクトル線が見られるものがⅠa型と分類される。 Ⅰa型は、連星[…]

色勾配(銀河の) color gradient

大部分の銀河は中心部から外側に行くにつれて色が単調に変化する。多くは外側ほど青いが、矮小銀河などでは逆の傾向のものも存在する。このような、動径方向の色の(単調な)変化のことを色勾配という。一般に色は色指数(等級差)で表示[…]

宇宙背景放射探査衛星 Cosmic Background Explorer

COBE衛星を参照。

FCRAO FCRAO

Five College Radio Astronomy Observatoryの略。五大学電波天文台のこと。

LVG近似 large velocity gradient approximation

大速度勾配近似を参照。

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

海王星 Neptune

木星、土星、天王星とともに巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約30 au、質量は地球質量の約17倍、自転周期は約16時間、平均密度は約1640 kg m-3である。海王星は大部分が水、アンモニア、メタンの氷からできて[…]

ガウス Gauss, Carl Friedrich

ガウス(Carl Friedrich Gauss;1777-1855)はドイツの数学者、物理学者、天文学者。数論から測地学、光学と広範な研究を行ない、19世紀最大の数学者といわれる。ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク[…]

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

カロリメータ calorimeter

入射する粒子が持っている全エネルギーを測定するタイプの検出器の総称。物質中で電離や励起を起こさせ、検出器内ですべてのエネルギーを吸収させて測定する。高エネルギー粒子は電磁シャワーやハドロンシャワーなどのカスケードとして発[…]

輝線星雲 emission line nebula

自ら輝線を放出しているガス星雲のこと。発光星雲ともいう。

逆行惑星 retrograde exoplanet

太陽系の惑星は、その自転軸と公転軸がなす角度は約10 度以内で一致する。また、標準的な惑星形成モデルによれば、恒星の自転軸と惑星の公転軸は一致し、かつ、同じ向きを持つと考えられる。この角度を天球上に射影した角度は、ロシタ[…]

逆行衛星 retrograde satellite

逆行軌道にある衛星のこと。衛星の公転の逆行あるいは順行には2通りの考え方がある。一つは黄道の北極方向から見て反時計回りに公転する場合を順行、時計回りに公転する場合を逆行とするもの、もう一つは中心天体である惑星の自転と同じ[…]

球状星団 globular cluster

数10万個の星がほぼ球状に密集する星団。中心に行くほど急速に星の密度が高くなる。銀河を取り巻くハローの中に分布し、種族Ⅱに典型的な色-等級図を示す(両者の色-等級図の比較については散開星団を参照)。銀河全体の重力に捕らえ[…]

黄道傾斜角 obliquity of the ecliptic

黄道と天の赤道のなす角度。この傾きが0°だと季節変化は起こらず、90°だと夏と冬では昼夜の長さが大きく変化し、季節変化は極端なものになる。実際の値は約23.4°であるが、このような適度な傾きを持つおかげで地球に適度な季節[…]

黄道座標系 ecliptic coordinate system

黄道面を基準面として定義した天球の座標系。この座標系における経度を黄経、緯度を黄緯と呼ぶ。黄緯0°が黄道面であり、黄緯±90°は黄道の極である。黄道の北極を北黄極(North Ecliptic Pole(NEP))。南の[…]

黒体 black body

入射する電磁波をすべての波長にわたって完全に吸収し、また自らも電磁波を放射できる仮想的な物体。黒体が放射する黒体放射のエネルギー分布は黒体の温度だけで決まり、プランクの法則で表される。黒体は高温になるほど波長の短い電磁波[…]

差動回転 differential rotation

連続体が示す回転運動のうち、各部の角速度が同一なものを剛体回転と呼び、それ以外のものを差動回転という。差動回転する物体は剛体ではありえず、内部の各点間の相対位置は変わることになる。差動回転が観測されている天体には、太陽や[…]