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代表色表示

 

よみ方

だいひょうしょくひょうじ

英 語

representative color

説 明

人間の目が感じる赤、緑、青の3原色に、それとは異なる波長の電磁波の強度を割り当てて作った仮想的なカラー画像のこと。可視光に限らず、目に見えない波長の電磁波で得られた画像を割り当てることによって、実際は目に見えない情報をカラー画像として見ることができる。たとえば赤外線の画像を赤色で、可視光の画像を緑色で、X線の画像を青色で表示してそれらを合成した代表色表示の画像を作ったりする。疑似カラー表示という言葉も使われるが、最近では代表色表示の方が一般的になっている。

2018年03月28日更新

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    特異銀河ケンタウルスAの代表色表示画像。X線画像を青色、サブミリ波画像をオレンジ色、可視光の画像を通常の天然色で表して合成したもの。中心核にあるブラックホール周辺から吹き出すジェットの様子がよくわかる。
    (X-ray: NASA/CXC/CfA/R.Kraft et al.; Submillimeter: MPIfR/ESO/APEX/A.Weiss et al.; Optical: ESO/WFI)
    http://chandra.harvard.edu/photo/2009/cena/
    パルサーB1509のX線画像。X線をエネルギーに従って三つのバンドに分け、エネルギーの最も低いバンドを赤、中間を緑、最も高いバンドを青に割り当てて作った代表色表示画像。(NASA/CXC/SAO/P.Slane et al.)
    http://chandra.harvard.edu/photo/2009/b1509/