新星
よみ方
しんせい
英 語
nova
説 明
星が突然明るくなり、数か月から数年かけてゆっくり暗くなっていく現象。白色矮星と晩期型星からなる連星において、ロッシュローブを満たす晩期型星から白色矮星にガスが降り積もり、ある質量や温度に達したときに起こる水素の熱核暴走反応による爆発現象である。増光幅は8等から15等以上にもなる。爆発の際に白色矮星の表面部分が吹き飛ばされることにより新星シェルが形成される。新星爆発は、すべての激変星において、質量降着率と主星の質量に応じて1000年から数100万年程度の時間尺度で繰り返されると考えられており、数10年ごとに新星爆発を繰り返すものは再帰新星(回帰新星)と呼ばれる。
2024年11月19日更新
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