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弱い重力レンズ効果

 

よみ方

よわいじゅうりょくれんずこうか

英 語

weak lensing effect

説 明

遠くの銀河から発せられた光が、途中で手前の銀河や銀河団のような強い重力場を通過するときに光路を曲げられ、銀河の形がゆがんだり増光したりして観測される現象を重力レンズという。そのうち、ゆがみや増光の程度が比較的小さなものを弱い重力レンズ効果という。また、重力レンズ効果の原因となる天体をレンズ天体という。多くの背景銀河の楕円率を測定し、場所ごとの平均値を調べることによって、楕円率のゆがみ(シアー)の2次元地図を作ることができ、そこからレンズ天体の質量分布を推測することができる。宇宙論的歪みも参照。

2018年05月10日更新

関連画像

弱い重力レンズ効果の模式図。背景の銀河からの光が、手前にある重い銀河団を通過するときに軌道が歪められて、個々の銀河の形が変形するため、投影された銀河の形の分布が真の分布とは異なる様子が示されている。
Michael Sachs作成、http://en.wikipedia.org/wiki/Weak_gravitational_lensing