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ロッシュローブ

 

よみ方

ろっしゅろーぶ

英 語

Roche lobe

説 明

近接連星系のポテンシャルを記述するロッシュモデルにおいて、ラグランジュの平衡点L1とL2を通るものをそれぞれ内部臨界ロッシュローブ、外部臨界ロッシュローブと呼ぶ。単にロッシュローブという場合は前者を意味する。それぞれの星のロッシュローブ内ではその星の重力が主に効く。連星系の星のうち重い方が進化して赤色巨星になる。星の半径がロッシュローブを越えると、星の表面のガスがポテンシャル面のもっとも低い場所(L_1点)から、相手の星のロッシュローブ内に流れ込む(ロッシュモデルの項の図参照)。

2019年09月09日更新

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