天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

国際宇宙ステーション

小

よみ方

こくさいうちゅうすてーしょん

英 語

International Space Station(ISS)

説 明

地上約400 kmの地球周回軌道(一周約90分)上で建設が行われている巨大な有人宇宙ステーション。サッカー場ほどの大きさ(108.5 m \times 72 m)で、重量は約420 t。アメリカ、ロシア、日本、カナダおよびヨーロッパ宇宙機関(ESA)加盟国の計15か国が協力して行っている。1998年に最初のモジュールが打ち上げられ、1999年から軌道上での建設が始まった。スペースシャトルとソユーズ宇宙船を主な輸送機として、建設機材と補給物品を輸送していたが、2003年のスペースシャトルの事故により当初計画から変更を余儀なくされている。ISS全体の建設は2010年に完成した。日本はISSの一部である実験棟「きぼう」を建設した。「きぼう」は船内実験室と船外実験プラットフォームからなる。ISSは地球や宇宙の観測および宇宙環境を利用したさまざまな実験と研究などに利用されている。ISSへの人間の長期滞在は2000年から開始された。2009年に若田光一宇宙飛行士が約4か月半の日本人初の長期滞在をして以降、5名の日本人宇宙飛行士が3ヶ月を超える長期滞在をした。2013年11月から2014年5月にかけての第39次長期滞在では、若田光一宇宙飛行士が日本人初のISS船長として滞在期間中の指揮をとった。当初は2015年まで運用の予定であったが、2020年まで延長されることとなった。
ホームページ:http://iss.jaxa.jp/

2018年08月15日更新

関連画像

きぼう
日本の実験棟「きぼう」の構成図(JAXA)
国際宇宙ステーション
国際宇宙ステーションの全体図
http://www.spaceflight.nasa.gov/gallery/images/shuttle/sts-134/html/s134e010137.html