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半値全幅

 

よみ方

はんちぜんはば

英 語

full width at half maximum (FWHM)

説 明

極大値の周囲で単調に減少する分布の広がり示す数値で、極大値の両側で極大値の半分の値が示す位置の間の距離。半値幅といえば、通常はこの幅を指す。 英語の頭文字でFWHMと表記されることも多い。極大値に対する分布が対称な場合には、極大値位置から半値位置までの距離を用いることがある。こちらは半値半幅と呼ばれ、HWHMと略される。
分布が正規分布の場合には、FWHMは約2.35\sigma\sigmaは標準偏差)となる。

2018年09月12日更新

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*半値全幅の概念図。このように極大値が1つしかない滑らかな分布の場合、極大値の半値となる位置はx1とx2の2つだけできる。その値の差x1-x2の絶対値が半値全幅(FWHM)である。
*正規分布の場合の半値全幅(FWHM)。
岡村他編『理系ジェネラリストへの手引き』(日本評論社)より。