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アストログラフ(天体写真儀)

 

よみ方

あすとろぐらふてんたいしゃしんぎ

英 語

astrograph

説 明

眼視ではなく専ら写真撮影を目的とする天体望遠鏡。天体の位置測定を主目的とするものは長焦点であるため視野はさほど広くない。サーベイ観測を目的とするものは、観測効率の観点から、できるだけ口径は大きく視野は広い方がよい。1930年シュミットが提案したシュミット望遠鏡はその代表例であり、広い視野を撮影できるので、小惑星彗星流星などの太陽系天体や、変光星新星などの観測に使われる。

2018年06月20日更新

関連画像

シュミット光学系
* シュミット光学系。
矢野太平「さまざまな測定装置」、シリーズ現代の天文学第13巻、福島・細川編『天体の位置と運動』第2版 1章 図1.17 (日本評論社)
シュミット望遠鏡
東京大学木曽観測所シュミット望遠鏡(クレジット:東京大学)
http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/TELS/tels_a.html
ブラッシャー天体写真儀
ブラッシャー天体写真儀(クレジット:国立天文台)
https://prc.nao.ac.jp/prc_arc/brashear/