天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

渾天儀

 

よみ方

こんてんぎ

英 語

armillary sphere

説 明

天球のモデルであると同時に天体の観測装置として使われた器械。渾天儀は中国での呼び名で、ヨーロッパでは天球儀が一般的な名称である。水平線、子午線、卯酉(ぼうゆう)線(東西を表す線)、天の赤道黄道白道などを表す多数の環、天の南極と北極を結ぶ軸、および天体を覗くための筒からなるが、製作者や時代によってさまざまなものがある。隙間があるものを渾天儀、球面で覆われているものを天球儀と区別することもある。

2018年10月02日更新

関連画像

渾天儀(文化遺産オンライン)
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/94850
岡山県美星天文台にある渾天儀。中国南京の紫金山天文台にある明時代のものの実物大の複製。
http://www.bao.city.ibara.okayama.jp/annai/annai_006.html