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大気発光

 

よみ方

たいきはっこう

英 語

airglow

説 明

一般的にはオーロラや雷のほか、流星や高エネルギー宇宙線による発光などを含む大気中の発光現象の総称。天文学でいう大気発光は、太陽からの紫外線などにより励起された地球大気上層部の分子や原子の発する光(大気光とも呼ばれる)を指す。特に波長2μm までの近赤外線で上空のOH基の発する大気光(OH夜光)は、非常に強い夜天光として地上からの近赤外線観測の妨げとなっている。

2018年09月05日更新

関連画像

さまざまな原子や分子からの全天での大気発光の様子。(左上)酸素原子、(右上)酸素分子、(左下)ナトリウム、(右下)OH基 の発光の様子。
http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S0102-261X2007000600007