報時信号
よみ方
ほうじしんごう
英 語
time signal
説 明
時刻標準を知らせるための信号。古くは太鼓や鐘、午砲などがあったが、現在では電波による無線報時信号が使われている。無線報時には短波標準電波報時と長波-超長波標準電波報時がある。国内では、長波標準電波(JJY)が情報通信研究機構(NICT)により運用されており、電波時計などはこの電波を受信して時刻を補正している。現在ではインターネットによる時刻情報提供サービス(NTPサービス)も導入され、コンピュータの時刻同期などによく用いられている。
また、全地球測位システム(GPS)の信号には、衛星に搭載した原子時計の示す時刻と、地上の原子時計とのずれの情報が含まれており、ここからも正確な時刻を取り出すことができる。とくに高精度な時計比較にはこの時刻がよく使われている。
2018年12月27日更新
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