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ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が中型計画(M-class)の 1機として2022年に打ち上げを予定しているサーベイ観測用の衛星。口径1.2 mの望遠鏡で0.53 平方度の視野を可視光(550-900 nm)と近赤外線(90 […]
Uバンド(紫外線)、Bバンド(青)、Vバンド(緑)の3色を用いた測光観測で、これらのバンドに基づくU-BやB-Vの色指数が恒星の表面温度の違いに敏感なので、星のスペクトル型を推定するのに適している。測光システムも参照。
コーニング社が開発した超低膨張チタニウムケイ酸ガラス。常温での熱膨張率が 以下とほぼゼロであり、ショット社のゼロデュアとともに、天体望遠鏡の鏡材や測長スケール材として用いられる。主成分はSiOとTiOで、比重は2.21、 […]
開口合成型電波干渉計で観測する際に、画像の空間フーリエ成分をどこまで測定するかを示すための仮想的な面のこと。干渉計を構成するアンテナのうち、ビジビリティを測定する組に対応する基線をベクトルとして、対象天体からの視線と垂直 […]
アンテナの物理的な面積()のうち、電波を受信するのに有効に使われる面積()をいう。に対するの比はアンテナ開口能率と呼ばれる。有効アンテナ開口面積が物理的な面積より小さい理由は、副鏡やそれを支える支柱(ステイ)によるブロッ […]
銀河の全光度の半分を含む半径のこと。半光度半径とも呼ばれる。銀河の典型的な大きさを表す指標として用いられる。銀河の表面輝度プロファイルをドゥ・ボークルール則や指数法則で近似して求めることが多い。ペトロシアン半径やクロン半 […]
ガスを構成する原子や分子が外部から入射した光子を吸収し、そのエネルギー分だけ高いエネルギーの量子状態に遷移する現象。単に「吸収」と呼ばれることもある。
物質と電磁波の放射吸収をエネルギー準位間での遷移に基づいて考えると、電磁波の入射とは無関係に、高エネルギー準位から低エネルギー準位へ確率的に遷移する自発放射と、入射した電磁波強度に比例して低エネルギー準位から高エネルギー […]
アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発して、1990年に打ち上げた太陽極域軌道探査機。1992年2月に木星に接近したのち、スイングバイにより軌道傾斜角を黄道面に垂直にして、太陽の極域を観 […]
古代ローマの独裁官ユリウス・カエサル (J. Caesar)が紀元前46年に、それまで使われていたローマ暦を廃して新たに制定し、紀元前45年から採用した暦。太陽暦である。グレゴリオ暦が採用されるまで、1600年以上に渡っ […]
日常生活に用いられる1年は365日あるいは366日であるが、年によって変わるのは不便である。そこで天文計算の上では365.25日を単位として1年を数えることが多い。これをユリウス年という。同様に、36525日=100ユリ […]
紀元前4713年1月1日正午を0.0とし、それから経過した日数をユリウス日という。ユリウス通日ということもある。とくにユリウス日から2400000.5を引いたものは修正ユリウス日と呼ばれる。修正ユリウス日(MJDと省略す […]
磁気流体中で磁場ベクトルの時間発展を扱う式で、速度場と磁気拡散係数を用いて、 と記述される。右辺第1項は磁力線が流体とともに運ばれることを、また第2項は磁場の拡散効果を表す。系の典型的な長さと速度をそれぞれ, とすると、 […]
銀河円盤内の星間ガス(主に中性水素ガス)が円盤の両端で上下方向にめくれて、円盤を横から見るとS字状、ないしは数学の積分記号のように見える現象。英語のウォープをそのまま用いることもある。星の成分にもわずかにその兆候が見られ […]
代表的な星の温度の定義。 星の半径を、光度をとするとき、 となるが有効温度である。ここではシュテファン-ボルツマン定数。これは、半径の黒体球から光度の放射を得るのに必要な黒体の温度である。有効温度は惑星でも使われる。