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表面輝度の低い銀河のこと。夜空(背景光)とのコントラストが低いため、観測で見落としやすく、光度関数を作成するときなどに注意が必要である。特に遠方宇宙では赤方偏移 z のマイナス4乗で表面輝度が減衰するため、観測が困難にな […]
日本で2番目のX線天文学 衛星。1983年2月にM-3Sロケット3号機で打ち上げられ、1988年12月まで観測を行った。蛍光比例計数管を搭載し、その高いエネルギー分解能を活かして、さまざまなX線天体の精密なエネルギースペ […]
ディッケ(Robert Henry Dicke;1916-97)はアメリカの物理学者。セントルイス出身、早くから科学に興味を示し、プリンストン大学で物理学を学ぶ。1941年、陽子の非弾性衝突実験でロチェスター大学から学位 […]
日米共同で米国ユタ州に建設された超高エネルギー宇宙線の観測装置。標高1400 mの680 km2の敷地内に、3 m2の粒子検出器507台を1.2 km間隔に設置した空気シャワーアレイと、さらにその周囲3か所に設置された大 […]
電波望遠鏡の鏡面精度を測定するための代表的方法。電波望遠鏡の複素電圧ビームパターンは、十分遠方の電波源を受信したときに開口面上に作られる電場分布をフーリエ変換したものであり、この開口面電場分布の位相項が鏡面誤差分布に対応 […]
星や太陽などの天体の位置を観測して船の位置を知る航海の方法。船の上で精密な時刻を知ることができるようになった18世紀半ばから大きく発展し、GPSや標識電波による航法が可能になるまで近代航法の基本であった。我が国でも、20 […]
複数の素子アンテナを組み合わせ、これらで検出した信号間の干渉を利用することで一台の電波望遠鏡を構成するものを、電波干渉計と呼ぶ。素子アンテナで検出した信号を相関器で処理することにより、一台のアンテナによって構成される単一 […]
電荷結合素子CCDは各画素に蓄えた光電子を順送りして最終的な読み出しアンプでその量を数える半導体素子なので、電荷を隣の画素に送るときにこぼしたり、送り残しがなるべくないようにしなければならない、隣の画素へバケツリレー操作 […]
半導体(または絶縁体)において、価電子帯の電子が不足した状態(相対的に正の電荷をもっているように見える)を正孔(hole)というが、光子や荷電粒子により価電子がエネルギーを得ると正孔が生じ、自由電子と正孔の対(電子-正孔 […]
微弱な電波の強度を測定する際に、受信機の利得が変動すると受信機出力から入力信号強度を正確に測定することが困難となる。そこで放射強度が一定の雑音発生器(ディッケ放射計)と測定したい信号と交互に測定し、受信機利得が変動する時 […]
ディッケスイッチを用いて、雑音発生器からの強度が既知の雑音と測定対象との比較を行うことで電波強度を測定する装置。受信機の利得変動の影響を小さくできる。ただし、この効果が有効に働くには、2つの入力の強度がほぼ等しい(理想的 […]
地上望遠鏡で観測する場合、大気ゆらぎによる天体像の重心位置の移動を補正するために用いられる小型の鏡。振動鏡という場合もある。鏡の向きを高速で変化させられる仕組みを持っており、天体像の重心位置を高速で測定した結果をフィード […]
天文学で用いられる距離の単位。記号は $au$ である(以前は、AUなどとしていたが小文字が正式となった)。地球と太陽の間の平均距離にほぼ等しく、 $$1.495978707\times 10^{11}\,{\rm m} […]
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